最終更新: Oct 27, 2004

NISOC IAA プロジェクト

 新潟インターネット研究会では、WIDE プロジェクトライフラインワーキンググループ情報通信研究機構非常時通信グループ等において共同研究中の生存者情報データベース (以下、IAA システム) の普及・啓発と一層の改善に寄与するための活動を行っています。

お知らせ


IAA システムの経緯

 IAA システム は、災害時に被災者の安否情報を提供するものです。インターネットの特徴を活かすことで、インターネットのライフラインとしての可能性を模索しています。
 1995 年 1 月 17 日に発生した阪神淡路大震災は、情報通信ネットワークの脆弱さを露呈すると同時に情報通信ネットワークの重要性を示しました。特にインターネットを利用して実施された生存者情報や被災状況などは、世界中に公開され、一躍注目を浴びることとなりました。
 同年 3 月の WIDE 合宿において「災害とインターネット」というテーマで議論がなされ、災害時におけるインターネットの活用を考える方向付けができました。これを推進すべくライフラインワーキンググループにおいて研究・開発されたシステムが、生存者情報データベース (IAA システム) です。

IAA システムの特徴

 IAA システムは、研究途上にありますが、現在、次のような特徴を持っています。

NISOCとインターネット災害訓練

 新潟インターネット研究会では、IAA システムを広く知っていただくと同時に、より多くのご意見を伺う機会としてインターネット災害訓練を実施しています。
 今後の訓練の実施予定については、このページを通じて案内します。より多くの方にご参加いただければ幸いです。また、 WIDE プロジェクトにおいても毎年訓練が行われていますので、こちらにもご参加下さい。
 過去に新潟インターネット研究会が実施した訓練の模様については次の各リンクを参照して下さい。
年月日  案内  報告書 アンケートの
集計結果
当日の
模様
備 考
1996.1.17 電子メールでWIDEプロジェクト主催「第1回インターネット災害訓練」への参加を呼びかけた
1997.1.17 新潟市NTTプラザにおいてWIDEプロジェクト主催「第2回インターネット災害訓練」への参加を市民に呼びかけた
1998.1.17
〜18
新潟市NTTプラザにおいてWIDEプロジェクト主催「第3回インターネット災害訓練 新潟会場」として市民に参加を呼びかけた
1999.6.16 新潟地震35年を機に、新潟市NEXT21に登録所を開設した
2000.7.7
〜9
WIDEプロジェクトよりIAAサーバをお借りし、「にいがたマルチメディアワールド2000」会場で展示・デモを行った


関連サイト



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